キレながら遊ぶ

院生エンジニアのインプット用アウトプット

大学院総括(1年生現実逃避編)

ブログも作ったは良いものの,そのまま修士論文の魔境へ突入してしまいました. 修士研究はやはり楽には行きませんでしたが,最終的にはそこまで酷くはないかなという所に着地しました.

せっかくなので,大学院の生活を総括しておこうかと思います.

僕の大学院生活は早々に研究から目を逸らして違う方面へ行ってしまったため,研究者として良いものではありませんでした.ある意味では目論見通りに卒業ができましたが,一方で研究者としてのバックボーンの薄さは結構響くなと感じている所です.

M1の思い出

M1は想定以上に授業や課題が多く,以外と暇じゃないなと思ったのを覚えています.

4月頃にOpenStackが稼働していた研究室クラスターの再構築を担当しました.Storage Nodeの故障によゼロから再構築となりました.当時は卒業研究が完全に目的(やりがい)を見失う状況を招いており苦しく,無関係なタスクは正直有り難かったのです.作業としてはVPNの設定やOSの基礎まで勉強にはなりましたが,時間としては結構失うものは大きかったです.

1台1台設定していたあのころ.

7月頃は研究室Webサイトと情報ポータルサイトの構築を担当し,構築の基礎からセキュリティまで浅く勉強することができました.本学のセキュリティを担当する教授が非常にチェックが厳しく,問題点を隅々指摘していただけたのは本当に勉強になりました.ただ,この辺から研究に関する焦りも広がり,研究室の仕事がスタックしていく状況に内心逆ギレしていたのを覚えています.

9月頃がひとつの転機となりますが,就活を始めました.サポーターズの逆求人のイベントに特に目的もなく参加をしましたが,比較的共感をいただくことができ,動いてみようかなという気持ちになりました.結果3社で面接を進め2社から内定を頂きました.残り1社は面接合格の通達の後連絡が途絶えており,選考や重要連絡ミスが重なったためこちらも連絡していません.

体重も結構たいへんでした.

10月頃は就活と並行して,JPHACKS 2017に参加しました.チームメイトが引き続き優秀だったこともあり,2年連続で全国大会へ参加できた事は貴重な経験になりました.ただこのイベントは審査基準が審査員の基準により大きく変わり,特に人事の方々の基準がよく分からないためハッカソンと言うよりは就活イベントと割り切った方が良さそうです.

1月頃以降はそろそろ研究に向き合う訳ですが,やりがいを見失ったままここまで来たのもあり,さてどうしたものかという感じでした.

これまでの総括としては,研究しない割に結構色々できて楽しかったけど,研究が進まないのは人権的なバックボーンが後ろから刺してきて辛いよって所です.良かった所は,行動した結果今の内定先に巡り会えたことや,友人も増えた所でしょうか.

一方准教授との関係は相当に怪しくなっていたこの辺で,大学院総括(2年生嫌究編)へ続きます.